コトブキ通信 1月号

コトブキ通信1月号
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新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
2022年は、コロナによる行動制限が緩和され、だいぶ生活しやすくなりました。一方で2月にロシアがウクライナに侵攻し、多くの命が失われました。侵攻により、鉄鋼や木材、半導体不足が起こり、建築価格の高騰や給湯器の調達困難が発生しました。さらにはロシアによるエネルギー供給の遮断・制限によりエネルギー価格が上昇。世界的な物価上昇が引き起こされ、日本においても物価上昇は止まる気配がありません。コロナ禍と相まって、皆様の賃貸経営にも少なからぬ影響が及ぼされたことと存じます。
当社では旧年に事務所移転を致しました。旧事務所の真隣への移転ですので、大きく環境が変わることはありませんでしたが、路面店から若干奥まった場所に移りましたので、場所がお分かりいただきづらくなり、皆様にはご不便をおかけ致しました。
遅ればせながら事務所移転の理由について説明いたします。理由の一つは事務所費用の削減ですが、他にも大きく3つの理由があります。
一つ目の理由は「IT化の進行に伴う経営環境の変化」です。これがなければ移転には至っておりません。IT化の進行は供給側(不動産会社)と需要側(部屋探し・家探しをする方 )の情報格差を埋めました。その結果、物件探しをする人が不動産会社に来社して物件を探してもらう、という従来の「店頭仲介」は大幅に減り、インターネットで物件情報を検索して、ピンポイントで物件の現地で待ち合わせして内覧するという形が主流になってまいりました。そうなると実態店舗の在り方が変わり、路面店の意義は低下します。路面店に高い家賃を払うよりも、視認性は低くなっても家賃の安い場所に移転し、インターネット広告関連費用の増加に充てるほうが合理的であると判断いたしました。
2つ目の理由は管理業務の強化です。路面店では飛び込みのお客様も来社されますが、正直なところ本気度が低い冷やかしの方が多いのが実情です。そんな中、年々お預かりする管理物件は増え、昨今は賃貸管理の業務量が増加しておりました。そこで路面店から撤退することで、管理業務に充てる時間の増加を図ることに致しました。
最後の理由は、年々増加する保有不動産の活用や不動産相続のご相談案件への対応です。秘匿性の高さが求められるようになり、路面店である必要性が薄まってまいりました。
概ね上記のような理由から、旧年は事務所を移転いたしました。説明が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
2023年も引き続き、地場で一番頼りにされる不動産会社を目指します。本年もコトブキを宜しくお願い申し上げます。
(代表取締役 林功太郎)

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